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知ってる人は、知ってると思うけど、僕には、まだまだこどもっぽいところがあります。
そう、ぼくのもうひとつの趣味は、いたずらです。(犠牲者のみなさま、ゴメンナサイ)
何の足しにもなりませんが、これまでの成果(?)の一部をご紹介させていただきます。
※よいこのみんなは、決してマネしないように。
◆ M君 初の海外出張 part1
M君と、N.Yに出張に行くことになりました。でも、出発は別の便。初めての海外出張でいろいろと不安なM君。
出発前日、そんなM君から質問がありました。
M君「Tさん。僕、海外出張初めてなんです。両替ってどこですればいいんですか?」
ぼく「素人は、よく空港とかで両替するけど、いちばんレートがいいのは、飛行機の中だよ。」
M君「ありがとうございます。 じゃあ、スチュワーデスさんにお願いしてみま〜す(とさわやかな笑顔)」
(許せ、M君。 これも、何が起こるかわからない海外で君を大きく育てるための試練だったんだ。)
◆ M君 初の海外出張 part2
N.Y到着の次の朝、朝食前の会話。
M君「Tさん。俺、部屋にチップ置いてくるの忘れちゃいました。でも、大丈夫ですよね?」
ぼく「それはマズイ。ここは一流のホテルだから、そういうことにはウルサイんだよ」
少し不安になるM君。 でも、ぼくのセリフは、いたずらの伏線にしかすぎない。
その夜、僕はM君の部屋に、いつもとは全然ちがう声を出して「英語」で電話しました。
すると、翌朝、M君から声をかけられました。
M君「いやぁ〜、Tさんのおっしゃる通りでした。ゆうべ、ホテルのフロントから電話がかかってきました。
英語だから、よくわかんなかったんですけど、要するに『お前は、今朝、チップを置き忘れただろ。だから
明日は、2日分置いていけ』って言ってるようだったんですよ」
ぼく「やっぱり、そうか。ま、このクラスのホテルではよくあることだから、気にしないほうがいいよ。
で、もちろん、チップは2日分、置いてきたんだろうね」
すると、M君は満面の笑みを浮かべ、「はい。もちろん」と答えた。朝焼けに、彼の白い歯がまぶしかった。
◆ M君 初の海外出張 part3
その日のしごとが無事終わり、みんなで飲みに行って、さぁ寝ようという頃、M君に電話した。
ぼく「(もちろん英語で)あ、Mさんですか。フロントの者です。今朝はチップをありがとうございました。
ところで、今、ホテルの電話の調子が悪いんです。検査をしたいので、私の言う通り、大きな声で
続いて言ってみてください」
ぼく「A」 M君「エ〜!」、ぼく「B」 M君「ビ〜!」 ・・・・・・・・(中略)・・・・・・ ぼく「Z」 M君「ズイ〜!」
ぼく「Mさん、ご協力ありがとうございました。あなたの電話は異常ありません。おやすみなさい」
M君「サンキュ〜!サンキュ〜!」
翌朝、M君は、再び満面の笑みを浮かべながら、僕に報告してくれました。
M君「Tさん、アメリカのホテルって親切ですね。ゆうべもね、、、、、、、(以下略)」
以上、人を信じることの尊さをM君に教えられたN.Y出張でした。
◇ 転送メールは偽造の温床
ふつう、転送メールの引用文(元の文章)は、加工されずに送ってきますよね。
でも、逆を言うと、タイトル(subject)にFwd:マーク、本文中に引用マーク(>とか|など)さえ
あれば、読む人は、引用文の内容を信じるわけです。 そうです。転送メールは、犯罪、いや、いたずらの
温床なのです(なんてコト考えてるのは、ぼくだけ?)。
転送メールを使ったイタズラは、たくさんしているので、ここでは書ききれません。せめて一例を。
<Fさん、まじ切れの巻き>
Fさんとしごとをしている時、少し進行が遅かったので、こんなメールを偽造して、Fさんに送りました。
「Fさんへ。君の後輩のH君が僕に以下のメールを送ってきました。僕にこんなメールを送られても困ります。
身内のトラブルは身内で解決してください。 Tより」
※ここからが、引用マーク付きの偽造文※
『Tさんへ。クライアントのTさんにこんなメールをお送りするべきかどうか迷いましたが、勇気を出して
告発します。僕はもうFの横暴にはがまんなりません。しごとが遅れているのは、全部Fのせいです。
TさんからもFに注意してください』
※引用終わり※
このメールを見たFさんは、鬼のような形相になり「おのれ、Hめ〜」とうなり声をあげ、H君の机に走りだそう
としました。その途端、偽造メールのことを知っていたN先輩にコトの真相を知らされ、力が抜けたとのこと。
(おいおい、人間関係こわしてないか、コレは)
ちなみに、このFさんは、転送メール事件以外にも、こういうことがありました。
<おまけ: Fさん、自分を責めるの巻>
ある夏の日。 僕と(後輩の)W君は、神妙な顔つきで、Fさんと打ち合わせをしていました。
ぼく「おい、W。 だいたいお前のしごとが遅いからみんなが迷惑してるんだ。 責任とって坊主にしろ!」
W「(うなだれて)すみません、Tさん。 全部、ぼくが悪いんです。責任とります」
とても、居心地が悪そうなFさんが、いたたまれずに言いました。
「Tさん。Wさんを責めないでください。僕が悪いんです。」
ぼく「いや、Fさんは黙っててくれ。 これはうちの問題だ。 全部、Wが悪い。」
そんなコトがあって翌日。 再び三人で打ち合わせ。 でも、W君の頭は、完全な坊主、、、、、。
あわてるFさん。
「Wさん。僕のために、、、、、。すみません、、、、、、。」
「Fさん。いいんですよ。 でも、もし、Fさんが悪いと思ってるのなら、眉毛を剃って責任とってくださいよ」と僕。
でも、さすがのFさんも、この悪魔のささやきには、耳を貸しませんでした。
そして、打ち合わせのあと。W君と僕の二人で。
W「いや〜、Tさん。 暑いから坊主にしてすっきりしましたよ」
ぼく「ほんと、涼しそうだね。 でも、Fさんにホントのこと、言いそびれちゃったね。 ま、いいか」
◇ 一人の人間をダマすためだけの忘年会
そうです。一人の人間をダマすためだけに忘年会を開いたんです。
だまされた人以外の結束は、並みの忘年会では、決して得ることのできないものです。
<第1回:通勤快足はお好き?>
Y君という人が、付き合ってる女の子のふしぎな「好み」について話してくれました。
その女の子は、オヤジ系の透け透け靴下(通勤快足)みたいな靴下が大好きだとのこと。
他の服を全部脱ぐ時でも、透け透け靴下だけは、脱がしてくれないくらい好きだとか、、、。
で、忘年会当日のお座敷。お酒もある程度まわったところで、それとなく、この女の子の話題に持っていき、
Y君に言いました。「なぁ、Y。 今度、その彼女、紹介してくれよ。 これならいいだろう?」
その瞬間、出席者は全員、両足を高々と掲げました。 みんなの足には、栄光の「透け透け靴下」が、、、。
Y君は、0.5秒フリーズした後、座敷をあとずさりし、畳をたたきながら「やられたぁ〜〜〜」と口にするのが
せいいっぱいでした。
この瞬間のためだけに、透け透け靴下を買い求め、Y君にばれないように履き替えた僕たちもどうかと思うけど、、、。
ところが、この時、はめられたY君のくやしさが、この忘年会part2を生み出すことになろうとは、、、、、。
もはや、このページのレギュラーとなったFさんは、この時、まだ知る由もなかった、、、、、。
<第2回:仕込み、仕込み、そして仕込み。波状攻撃の見本のような組み立て>
Fさんは、仕事や友情より、女性をとるタイプの人らしい。 真偽は知らないが、そう言う人が多い。
Fさんには、昔、Sさんという彼女(?)がいた。 (なぜ「?」が付いてるの?という質問には答えられません。ゴメン)
で、今回の忘年会は、1回目(の忘年会)でだまされたY君と、この彼女(?)ネタで行こうと決めてはいたのだけど、、、、、
(なぜ「?」が付いてるの?という質問には答えられません。ゴメン)
でも、Sさんは、いまはもう人妻、、、、、。 けど、どうしたものかと悩むまもなく、Y君は出かけていきました、
Sさんの元へ、、、、、、、。 (中略) そして、運命の当日。
開宴後、1時間は、どこにでもある忘年会。 Fさんに、それとなく「最近、Sさんと会ってる?」なんて聞いてみても、
「いやぁ〜、会ってないですねぇ〜。どうしてるのかなぁ〜、S」なんて、余裕で返される始末。
しばらくして、予定通り(?)、Fさんはトイレへ。 そして、部屋に帰ってきたときにFさんを待っていたものは、、、、、、、。
Sさんの顔、顔、そして顔。 そうです。僕たちは全員、Sさんのお面をつけてFさんをお出迎えしたのです。
Sさんのお面をつけたメンバーからは、Sさんになり代わって、Fさんに、恨み言やおねだりの数々のことばが発せられました。
「F、どうして、わたしを○○したぁ〜」 「F、××させろぉ〜」 「自分さえよければいいのかぁ〜」、、、、、、、、、
(でも、どうして、みんな、この時、低音で話したんだろう、、、、、今、考えるとふしぎだな)
Fさんは、反論の機会さえ与えられずに、ただただ何人ものSさん(もどき)に責められ続けました。
そうです。このお面は、Y君がわざわざSさんのところまで行って、このためだけにデジカメで撮影してつくったモノだったんです。
ようやく、我を取り戻したFさんがひとこと。「いやあ〜、やられました」
でも、攻撃は、まだ終わっていなかったのです、、、、、、、、。
Y君「いやぁ〜、F、おもしろかっただろう? ま、気を取り直して、飲もう。悪いけどビール頼んできて」
そうして、Fさんは、すなおに、お店の人にビールを頼みに行ってくれました。 そう、また、部屋を出てしまったんです。
Fさんが部屋に戻ると、他のメンバーは全員、メニューをながめています。
ぼく「Nさん、何にします?」
Nさん「じゃあ、僕は、この○○○○を。」
(※注意:ここからの○○、××などの伏字は、すべて、こどもができてもいいのかどうか、という瀬戸際のときに使う、
器具や専門用語の数々です)
Y君「Nさん、元気だなぁ〜。 じゃあ、僕は、この×××にしておこうかな」
この間、まったく事情が飲み込めないFさん。 席にもつかず、ただただ、みんなのばかげたオーダーを聞いている。
Nさん「おお〜、F。 お前も何か頼めよ。はい、メニュー」
と言って渡されたメニューを見て、Fさんは、自分の眼を疑ったに違いない。
そのメニューには、ほんとうに、○○や××や△△や□□の文字が、、、、、。
きっと、Sさんとの日々が走馬灯のように、Fさんの頭の中を駆け抜けていったに違いありません。
「何じゃ、こりゃ〜」「これは、まるで、俺とSの昔の××(ピー音)じゃないか」と心の中で叫びながら立ち尽くすFさん。
そうです。このメニューも、Fさんへの2次攻撃のためだけに、本物そっくりにスタッフが制作したんです。
ようやく、気を取り直したFさん。「もぉ〜、まいりました」とひとこと(かなりの脱力感)。
でも、でも、でも。 まだ、これで、僕らのミッションは、完了していなかったんです。
Y君「いやぁ〜、F、おもしろかっただろ? ま、気を取り直して、飲もう。」
「何か食べるもん、頼もうか。 おい、K、悪いけど、お店の人、呼んできて」
「わかりました(ニヤリ)」と言って部屋を出て行くK君。
今度こそ、部屋に残っているFさんは、完全に安心しきっている様子。
でも、、、、、、、甘いんだな、、、、、それじゃ、、、、、、、。
まもなく、部屋にお店の人が入ってきました。20代前半のかわいい女の子です。
お店の女の子「お待たせしましたぁ〜」
その瞬間、Fさんの顔をマジマジと見ながら、、、、、
「あれ、もしかして、Fさん? Fさんですよね! わたしですよ、わ・た・し。」
Fさん「えっ?どこかで会ったっけ? 僕は君のこと、知らないよ」
女の子「ひど〜い。じゃあ、どうして、わたしがあなたの名前を知ってるんですか?
あの頃は、あんなに、やさしくしてくれたじゃない?」(と、もうほとんど涙目)
Y君「F、お前、冷たいなぁ〜。 思い出して、あげろよぉ〜。 身に覚え、あるんだろう?」
Fさん「だから、僕は、ほんとに知らないですよ!」
女の子「ひどい。Fさんって、最低!もういいわ!」
そして、その女の子は泣きながら部屋を出て行きました。 あとには、重苦しい空気だけが残ったのでした。
とは言え、仕込みの真相を知っている共犯者たちは、一瞬でそんな空気も取り払い、飲み明かしたのでした。
と、ここまで書いて、思い出せないことがひとつ。
結局、Fさんに教えてあげたんだっけ? あの女の子が、早稲田の演劇サークルの子だって、、、、、、、。
でも、ま、いいか。年末の忙しい時期にこれだけの仕込みをして、きっとFさんも楽しんでくれただろうし、何より
Fさん以外のメンバーの結束力って、ホントに上がったもんね。
(とは言え、ここまでの手間をかけてまで、ほんとうにやる意味があるのか? この忘年会は?????)
◇ 悪魔のPC遠隔操縦ソフト
ある日、悪魔のソフトを見つけました。人のPCにこっそりインストールすると、その人のPC画面を
リアルタイムで監視できるだけでなく、そのPCに(自分のPCから)落書きできるというスグレモノ。
もう、うれしくて、会社のひとたちのPCにインストールしまくり。
その日は、うれしくて仕事になりませんでした。 あちこちのPCに、血がしたたるような感じの文字の
演出つきで「ウィルス参上!」と出しまくってしまいました。 まわりの机からは、悲鳴の声が、、、。
21世紀のJOKEは、こうあるべきだという見本のようないたずらでしたね。
(おいおい、かなり迷惑だっただろう、コレは)
◇ 超低姿勢なクライアント
広告会社さんの、新人研修中のK君が上司に連れられてやって来ました。
K君の上司「Tさん、うちの新人のKです。クライアントってどんなものか教えてやってください」
K君「(緊張した感じで)初めまして。Kと申します。よろしくお願いいたします」
ぼく「はじめましてKさん。Tと申します。 御社には、いつもほんと〜に、ほんと〜に、お世話になっております。
ごていねいに、わざわざ、お越しいただいてホントに申し訳ございません。事前に言っていただけましたら、こちらから、
ご挨拶にうかがいましたのに」
クライアントは、横柄な生き物だと思っていたK君の価値観を壊すのに、10秒とかからなかった。
ぼく「あれ?もしかして、手に持っていらっしゃるのは、今月分の見積書ですか? お気遣いいただいてスミマセン。
そんなもの、いつでもけっこうですのに。 一本、お電話くだされば、いつものように、こちらから取りにうかがいますのに。
Kさんも、わたくしどもに、至らない点がおありでしたら、何なりとおっしゃってくださいね」
僕の一方的な発言をポカ〜ンとした面持ちで聞いているK君。
その日は、最後まで、超低姿勢なクライアントを演じきりました。
と、こんな感じで、会社生活に(一変して)希望を持ったんだろうなぁ〜、K君は。
「何だ、研修で聞いていたのと違うぞ。 やっぱり、うちの会社ってすごいじゃない。 クライアントに、ここまで頭を下げさせる
んだから、、、、」なんて、思ったことでしょう。
当然、僕は、K君を、本配属でも、うちの担当にお願いし、このプロジェクトを中期化しようと思っていたのですが、、、、、、
残念ながら、K君は、うちの担当にはなりませんでした。
残念だったね、K君。 うちの担当になってたら、もう少し、いい気分を味わえたのに、、、、、、、。
(おいおい、コレは、かなり危険なインプリンティングじゃないか)
ココまで読んでくださって、どうもありがとうございます。
これで、もう、僕の手の内は、わかりましたね?
でも、だまされるんですよ、あなたも、、、、、、、、、、。
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