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読書感想文2013 part 6

「読書感想文2013」 part6は、11月〜12月の読書録です。

 ↓ Click NOVEL mark !
コメント  少女 (湊 かなえ著、双葉文庫)   作品の紹介 

「告白」で衝撃のデビューを果たした著者の第2作。 2010年の作品。
由紀と敦子は県立高校の2年生。 小学校1年のころ、剣道教室で知り合った親友同士。
二人は、転校生の紫織が語った、親友の自殺現場を目撃したという話を聞き、行動を起こす。
由紀は、死んだ後ではなく、死ぬ瞬間を見たいと思い、難病患者の多い小児科病棟で小学生の
男の子二人組と友だちになる。
敦子は、死体を見たら死を悟れるのではないかと考え、補習授業の一環で、介護老人向けの
老人ホームでボランティアとして働き始める。
お互いに内緒にして始めた行動だったが、二人の行動がやがて交差し、衝撃の結末を迎える。
「告白」同様、精緻に組み立てられたみごとなミステリー。 特に、由紀と敦子の行動がクロス
していくプロセスは圧巻。 奥行きがある、密度の高い物語。 オススメ度:8.5

コメント  夜行観覧車 (湊 かなえ著、双葉文庫)   作品の紹介 

湊かなえさんの第5作目。 2010年の作品。
高級住宅街、ひばりヶ丘に住む51歳の医師が40歳の妻に殺害される。
絵で描いたようなエリート一家、遠藤家にいったい何が起こったのか、、、。
遠藤家の向かいに住む高橋家。 中学生の娘の彩花は、両親も手に負えないくらい、心が
荒んでしまっている。 そんな遠藤家の妻、真弓は、殺人事件があった夜、近くのコンビニで、
遠藤家の次男、慎司に出会う。 しかし、その後、慎司は家に戻らず、行方不明になる、、、。
高橋家の隣に住む小島さと子。 ひばりヶ丘に長年暮らしており、街のステイタス維持にやっき
になっている。 日頃から、高橋家の親子の言い争いには、眉をひそめているが、その一方で
おせっかいと野次馬根性まるだしで、高橋家をウォッチしている。
物語は、遠藤家の殺人事件で幕を開け、遠藤家→高橋家→小島さと子の視点で、話が進んで
いきます。 このプロセスを3回繰り返し、事件発生の三日後、明らかになる真相とは、、、。
人物造型、リーダビリティーともにハイレベルな作品なのですが、事件の真相にあまり意外性が
なかったのが残念。 2013年ドラマ化。 オススメ度:8

コメント  往復書簡 (湊 かなえ著、幻冬舎文庫)   作品の紹介 

湊かなえさんの第6作目。 2010年の作品。
「十年後の卒業文集」、「二十年後の宿題」、そして「十五年後の補習」という三編の中編を収録。
「十年後の卒業文集」は、高校を卒業して十年後のお話。 少女が顔に怪我を負った謎に迫る作品。
「二十年後の宿題」は、定年退職した、病床にある小学校の女性教師が、二十年前の教え子たちの
今を調べるよう、別の教え子に依頼するお話。 二十年前の事件の真相が手紙のやりとりで明らかに。
そして、「十五年後の補習」は、中学生から付き合っている恋人同士の手紙のやりとりを描いた作品。
十五年前に火事に巻き込まれた女性が、火の海から救ってくれた、今は海外に赴任中の男性と手紙を
やりとりするうちに、忘れていたはずの火事の記憶がよみがえる、、、、、、。
いずれも、過去にまつわる手紙のやりとりを描いたミステリー。 手紙のやりとりが進むうちに過去の
事件の真相が明らかになっていく。 湊かなえさんの小説にしては、残酷さが抑えめ。 彼女の作品の
中では読みやすい部類。 個人的にはこれくらいの方が好みかも。
2012年、本作の一編「二十年後の宿題」が映画化(「北のカナリアたち」)。 オススメ度:8.2

コメント  小さき者へ (重松 清著、新潮文庫)   作品の紹介 

表題作(「小さき者へ」)を含む計6編を収録した短編集。
父と子、母と子、家族のつながりを描いた作品集。
子どもは子どもで、親は親で、それぞれ悩みを抱えつつ、苦労して生きている。
親がいくら子どものことを想っても、子どもが親のことをわかってくれるとは限らない。
そんなせつなさが行間からにじみでてくるような一冊。 ハッピーな話ばかりではないけれど、
心がじんとなる小説。
個人的には「団旗はためくもとに」という作品がお気に入り。 なんとなく学校をやめたいと
思っていた高2の女の子が、元応援団長の父親と心がすれ違い、でも、通いあい、やがて、自分の
やりたいことを見つけていく、というお話。
それにしても。重松清さんは、派手さはないけれど、あいかわらず安定感ばつぐん。
オススメ度:8.1

コメント  TOKAGE (今野 敏著、朝日文庫)   作品の紹介 

正式タイトルは「TOKAGE 特殊遊撃捜査隊」。
大手都市銀行、ひので銀行の行員が三人誘拐される。 警視庁は直ちに丸の内署に指揮本部を、
ひので銀行本店に前線本部を設置。 前線本部には、誘拐犯との交渉にあたるため、特殊犯捜査係、
通称SITの捜査員が三名送り込まれる。 やがて、犯人からひので銀行本店に電話が入り、身代金
十億円を要求する。 指揮本部でも、SITのメンバー、上野と涼子も、TOKAGEの一員として、バイク
での哨戒任務に就く。 前線本部のSITメンバーと誘拐犯との電話での交渉は、その後も続くが、
かなりの知的レベルを有する犯人は、なかなか尻尾をつかませない。 その後、上野と涼子は、
犯人が身代金の入金先に指定したひので銀行梅田支店の口座の持ち主を調べるため、大阪に向かう。
口座の持ち主は、すでに死亡していたが、誘拐された行員の一人が、その口座の持ち主の融資担当
だったことがわかり、事件が少しずつ動き始める、、、、、、。
やがて、事件は、衝撃の結末を迎えるわけですが、終盤まで、読者を引っ張っていくリーダビリティー
の高い作品でした。 SITの捜査と並行して、独自の取材を進める新聞記者のサブストーリーもなかなか
の読み応え。著者が「隠蔽捜査」でブレイクした直後の作品であることにも納得。 オススメ度:8.1

コメント  インシデント (秦 建日子(たけひこ)著、講談社文庫)   作品の紹介 

正式タイトルは「インシデント 悪女たちのメス」。 医療ミステリー。
高校一年の伊東さやかは、原因不明の頭痛に悩まされていた。 さやかを心配したクラスメイトの
望月悠は、医療コーディネーターの中原永遠子(とわこ)に相談する。 永遠子は、さやかと悠に
付き添い、聖カタリナ総合病院の脳外科医、桧山冬美のもとを訪れる。 精密検査の結果、さやか
は、脳幹部の血管腫手術を受けることになる。 執刀にあたった冬美は、以前から試したかった
脳機能iPS再生術を実行する。 手術の仕上げの段階で、冬美は、別の手術に呼び出され、後ろ髪
ひかれる思いで、第一助手の若手に後を託す。 手術は成功したかに見えたが、術後、病状が急変
し、さやかは死亡する。 原因を究明するため、冬美はさやかの両親に解剖を願い出るが、断られ
てしまう。 さらに、手術を記録した映像が消去され、第一助手も退職し、他の病院に移った。
悠は、永遠子の協力を得て、さやかの死が医療事故(インシデント)だったのかどうか調べ始める。
しかし、さらなる悲劇が、冬美、悠、永遠子を襲う、、、、、、。
ミステリーとしての質は、高いレベルにあると思うのですが、善意が悪意に翻弄されていく、あまりに
救いのない話だったので、読後感は、まずまずといったところ。
著者は、篠原涼子さん主演のドラマ「アンフェア」の原作者。 小説もシリーズ化されています。
そう言えば、この作品の「どんでん返し」風の演出は「アンフェア」に通じるところもあるかも。
オススメ度:7.5

コメント  こっちへお入り (平 安寿子(あすこ)著、祥伝社文庫)   作品の紹介 

吉田江利、33歳、中堅の飲料メーカーに勤めるOL、独身。 35歳の男と5年付き合ってはいるが、
なまぬるい関係。 そんな江利が、大学時代の親友、友美が出演する落語教室の発表会を見に
行き、急速に落語の世界にハマりこんでいく。 そんな江利のナビゲーターをつとめるのは、一部
上場の中間管理職にして、アマチュア落語家の桜家楽笑(さくらやらくしょう)。
それまで無味乾燥だった江利の毎日が、落語中心に回り出し、落語を聞きこみ、稽古にも熱心に
取り組む。 日々の生活にハリが出てきた江利のところに、弟が父の事業を継ぐと報告に現れる。
弟のことが心配な上に、弟の嫁が気に入らない江利は、言わないでいいことまで口にし、しないでも
いい喧嘩をしてしまい、自己嫌悪に陥る。 しかし、そんな江利を救ってくれたのは落語だった、、、。
落語のことが半端なく解説されています。 でも、とてもわかりやすいので、落語に興味のない人でも
だいじょうぶ。 この小説を読んだ後は、久しぶりに落語を聞きたく(見たく)なる人が多いのではない
でしょうか。 かくいう私も、思わずYouTubeで桂枝雀さんの落語を見ちゃいました。
ところで。 肝心のストーリーの方は、可もなく不可もなくでした。 オススメ度:7.8

コメント  木野塚探偵事務所だ (樋口 有介著、創元推理文庫)   作品の紹介 

木野塚佐平は、警視庁に37年勤務。 警視総監賞も受賞した。 しかし、捜査経験はなく、経理一筋。
そんな木野塚氏は、退職後、かねてから憧れていた、小説のハードボイルド探偵を地で行くべく、新宿
に探偵事務所を開設する。 セクシーな美人秘書を雇おうと思っていたが、やってきたのは、ボーイッシュ
な梅谷桃世という23歳の女性。 そして、舞い込む仕事は、行方不明になった金魚や猫の捜索、恋患い
の犬の手助けなど、およそハードボイルドとは、程遠いものばかり、、、。
しかし、捜査経験がなく、ピュアで夢想家でナルシストの木野塚氏は、そういう事件さえ解決できない。
そこで、秘書兼助手の桃世が木野塚氏に代わり、明晰な頭脳と天性の勘でスピーディーに事件を解決
していく、、、、、、。
ライトなタッチの、ユーモラスな探偵小説。 木野塚氏の人物造型もさることながら、助手の桃世がいい
味出していました。 オススメ度:7.8

コメント  残月 (高田 郁著、ハルキ文庫)   作品の紹介 

大ヒットシリーズ「みをつくし料理帖」の第八弾。 表題作(「残月」)を含む四編の連作短編集。
上方育ちの澪が、江戸の蕎麦屋「つる家」で料理人として成長していくさまを描いた秀作。
早いもので、もう八作目となりましたが、全く飽きが来ません。 脇役も含め、登場人物をていねいに描いて
いることに好感が持てます。 澪の母親代わりで、上方の「天満一兆庵」の女将だった芳が息子の佐兵衛と、
澪が、幼馴染で、今は吉原の花魁となった野江と再会を果たしたり、この巻も見どころ満載。
とは言え、澪が「つる家」を巣立つ決心をしたり、芳が求婚されたり、物語もいよいよクライマックスにさし
かかってきた感がありました。 オススメ度:8.5
「みをつくし料理帖」1のブックレビューはコチラ。  「みをつくし料理帖」2、3、4のブックレビューはコチラ。 
「みをつくし料理帖」5、6、7のブックレビューはコチラ。 

コメント  さらば深川 (宇江佐 真理著、文春文庫)   作品の紹介 

正式タイトルは「さらば深川 髪結い伊三次捕物余話」。 人気シリーズの第三作。
表題作(「さらば深川」)を含む計五編を収録した連作短編集。
伊三次は、得意先を一日に数軒まわる廻り髪結い。二十七歳。 本業のかたわら、北町奉行所の同心、
不破友之進の小者(手先)として働いている。 深川芸者のお文という恋人とは四年の付き合い。
そんな伊三次の捜査と恋を描いた江戸人情話。
この巻では、お文の生い立ちが明らかになりますが、何と言っても、見せ場は、伊三次の求婚。
売れっ子芸者、お文と廻り髪結いの自分との釣り合いを気にしていた伊三次がいよいよ決断します。
オススメ度:8.2

コメント  寂しい写楽 (宇江佐 真理著、小学館文庫)   作品の紹介 

18世紀の終盤、松平定信の「寛政の改革」直後のお話。 舞台は江戸の書店、耕書堂。
耕書堂の主人、蔦谷重三郎は、寛政の改革でお咎めを受け、身上半減の沙汰となる。 美人画で右に出る者の
いない喜多川歌麿とも袂をわかった重三郎は、無名の絵師、東洲斎写楽を起用し、起死回生の策に出る。
それは、全く新しい画風の、歌舞伎役者の大首絵だった。 とは言え、本職が蜂須賀家の能役者である写楽は
忙しい身であり、役者の顔しか書けない始末。 かくして、この一大プロジェクトに、戯作者にして絵師の心得も
ある伝蔵(山東京伝)、浮世絵師の鉄蔵(後の葛飾北斎)、そして戯作者志望の幾五郎(後の十返舎一九)が
参画する。 伝蔵たちの努力のかいあって、写楽の役者絵は、大々的に売り出されるが、売れ行きは今ひとつ。
重三郎のあせりは募るが、写楽の絵は、世間に受け入れられることなく消えていく、、、、、、。
物語の中心は、写楽の役者絵の売り出しですが、上記の山東京伝、葛飾北斎、十返舎一九を中心に喜多川歌麿、
滝沢馬琴、太田南畝など、時代を彩った作家、絵師たちも登場し、さながら群像劇のような作品に仕上がって
います。 著者の時代考証も行き届いていて、登場人物の生い立ちから現在までがていねいに描かれていました。
写楽の正体を巡るミステリーの要素、写楽だけではなく伝蔵、鉄蔵、幾五郎の抱える寂しさ、江戸歌舞伎の世界
など読みどころ満載の一冊。 オススメ度:8

コメント  恋いちもんめ (宇江佐 真理著、幻冬舎文庫)   作品の紹介 

江戸 両国広小路の水茶屋の娘、お初は17歳。 裁縫の稽古に通いながら、店の手伝いをする毎日。
ある日、裁縫の師匠から縁談の話が持ち込まれる。 お初は、縁談などまだ早いと気乗りしなかったが、
縁談の相手、本所の青物屋の息子、栄蔵がお初の親の店に現れる。 最初の内は、戸惑いを隠せな
かったお初だが、次第に栄蔵の人柄に惹かれていく。 しかし、結納を交わそうとした矢先、栄蔵の店が
火事に巻き込まれ、二人の未来は、大きく変わっていく、、、、、、。
著者の宇江佐真理さんの作品は、いつも人物造型が秀逸です。 この小説も、お初、栄蔵はもちろんの
こと、お初の両親と兄、水茶屋で働く娘たち、栄蔵の幼馴染の娘、登場人物が皆いきいきと描かれていて
テンポのよい流れに、思わずページが進みました。 オススメ度:8

コメント  蛍の行方 (諸田 玲子著、新潮文庫)   作品の紹介 

正式タイトルは「蛍の行方 お鳥見女房」。 人気シリーズ「お鳥見女房」の第二作。
表題作(「蛍の行方」)を含む計八編の短編を収録した連作短編集。
珠世は、四十歳。 御鳥見役を務める矢島 久右衛門の娘に生まれ、婿をとり、四人の子の母となった。
御鳥見役とは、将軍家の鷹場の巡検、鷹狩の準備、鷹の餌となる鳥の生息状況を調べる役目。
しかし、後継ぎが一人前になると、隠密として裏の任務に就くことになる。 珠世の夫、伴之助も沼津藩に
潜入し、危険な任務を負っている。 そして、伴之助の身を案じた次男の久之助と矢島家の居候、源太夫が
沼津に向かう。 一方、矢島家では、源太夫の許嫁、多津が、源太夫の前妻の子、五人とともに居候を続け、
珠世の父、久右衛門、長男の久太郎、次女の君江とともに賑やかに暮らしている。 しかし、多津も源太夫、
伴之助、久之助の身を案じ、単身、沼津に向かい、伴之助の沼津脱出を助ける、、、、、、。
珠世のまわりの人々、旧知の人々の人生の哀歓をていねいに描いた秀作。 珠世の心根のやさしさ、まっすぐ
さに心がほっこりします。
「お鳥見女房」1のブックレビューはコチラ。  オススメ度:8.2

コメント  狸穴(まみあな)あいあい坂 (諸田 玲子著、集英社文庫)   作品の紹介 

江戸時代後期、1800年頃のお話。 全8編を収録した連作短編集。
結寿(ゆず)は十七歳。 「鬼平犯科帳」で有名な火盗改(かとうあらため)で与力をしていた祖父と
麻布の狸穴で暮らしている。 祖父は、五年前に、結寿の父に家督を譲り、気ままな隠居暮らし。
二年前、息子と喧嘩して家を出た。 結寿の母は早くに亡くなり、継母が二人の子をなしていたので、
結寿も祖父の世話を理由に家を出た。 ある日、結寿は、奉行所の隠密同心、妻木 道三郎に出会う。
以来、結寿は、道三郎の協力のもと、身のまわりで起こる事件を次々と解決していく。 道三郎とともに、
元火盗改の祖父、幸左衛門も捜査に加わるが、現役の道三郎に今一歩及ばない。 道三郎は、犯人を
逮捕し、厳罰に処するのではなく、情を持って事にあたる。 そんな道三郎に、結寿は次第に惹かれていく。
しかし、火盗改と町方の奉行所は、かねてから犬猿の仲であり、幸左衛門は、結寿の味方をしてくれない。
やがて、道三郎も結寿に求婚するが、彼には死別した妻との間に七歳の男の子がいた、、、、、、。
宇江佐 真理さん同様、諸田 玲子さんもハズレなし、安定感抜群の時代小説の書き手です。
この作品も、恋愛小説の趣きを持ちつつも、ミステリー小説として、質の高い一品。
シリーズ化にも納得。 オススメ度:8.2

コメント  鬼平犯科帳 4 (池波 正太郎著、文春文庫)   作品の紹介 

「剣客商売」とともに著者の代表作である「鬼平犯科帳」(全24巻)の第4巻。
火付盗賊改方の長官、「鬼平」こと長谷川平蔵の活躍を描いたシリーズ。
全8編を収録した連作短編集。 昭和44年〜45年に書かれた作品。
第1巻の頃に比べると、物語に厚みが増した印象があります。 オススメ度:8.1

コメント  鬼平犯科帳 5 (池波 正太郎著、文春文庫)   作品の紹介 

「鬼平犯科帳」(全24巻)の第5巻。 全7編を収録した連作短編集。
あいかわらずリーダビリティーの高い作品の連続。
安定感抜群のシリーズ。 オススメ度:8.1

コメント  鬼平犯科帳 6 (池波 正太郎著、文春文庫)   作品の紹介 

「鬼平犯科帳」(全24巻)の第6巻。 全7編を収録した連作短編集。
オススメ度:8.1

コメント  鬼平犯科帳 7 (池波 正太郎著、文春文庫)   作品の紹介 

「鬼平犯科帳」(全24巻)の第7巻。 全7編を収録した連作短編集。
オススメ度:8.1

コメント  鬼平犯科帳 8 (池波 正太郎著、文春文庫)   作品の紹介 

「鬼平犯科帳」(全24巻)の第8巻。 全6編を収録した連作短編集。
オススメ度:8.1

コメント  鬼平犯科帳 9 (池波 正太郎著、文春文庫)   作品の紹介 

「鬼平犯科帳」(全24巻)の第9巻。 全7編を収録した連作短編集。
この巻でも、平蔵危機一髪の短編を収録。 一方、平蔵夫妻が二組の仲人をすることに。
オススメ度:8.1

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