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読書感想文2012 part 3

「読書感想文2012」 part3は、5月〜6月の読書録です。

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コメント  ビブリア古書堂の事件手帖 2 (三上 延著、メデイアワークス文庫)   作品の紹介 

正式タイトルは「ビブリア古書堂の事件手帖 2〜栞子さんと謎めく日常〜」。
2011年3月の発売以来、大人気の「ビブリア古書堂」シリーズの第二作。 発売一年で、1巻、2巻で200万部突破。
北鎌倉の古本屋、ビブリア古書堂を舞台にした四編の連作短編集。
前作では入院中だった店主の栞子が退院し、アルバイトの大輔との仕事が本格的に始まる、、、。
この巻では、大輔の昔の恋人が登場したり、栞子の母の秘密が語られたり、小学生の頃の栞子が垣間見えたり、
本編の、古書にまつわる謎解きと並行して、物語の奥行きが深くなったような気がします。
パート2でパワーダウンしてないかな?と読み始めたのですが、そんなことは全然ありませんでした。
「ビブリア古書堂の事件手帖」は、2012年度「本屋大賞」8位を獲得。 文庫としては初の快挙。
おススメ度:8.5。  「ビブリア古書堂の事件手帖」1のブックレビューはコチラ。

コメント  タイニー・タイニー・ハッピー (飛鳥井 千砂著、角川文庫)   作品の紹介 

東京郊外の大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」で働く男女と恋人、友人たちの
日常、悩み、友情、恋愛、幸せを描いた連作短編集。計8編収録。
どのお話も、大きな事件が起きるわけではありません。 夫婦、恋人、友だち、きょうだい、同僚たちの
間で起こるちょっとした事件をていねいに描いています。 でも、フラットな話かというと、そうではなく
リーダビリティーは、かなりのハイレベル。 読み進めていくうちに、「小さな小さな幸せ」がじわ〜っと
心に広がるはず。 まさに旬の作家の力作です。
「阪急電車」のようなテイストの作品が好きな人には絶対のおススメ。 やや女性向きではありますが。
「本の雑誌」2011年度文庫「エンターテインメント小説」部門:第3位。 おススメ度:8.5。 

コメント  きみはポラリス (三浦 しをん著、新潮文庫)   作品の紹介 

計11編を収録した短編小説集。
「恋愛」がテーマなんだけど、純愛とか熱愛とかが描かれているわけではありません。
微笑ましいお話もあるけど、どちらかというと、ちょっと変わった個性的な恋愛短編集。
それぞれのお話に「禁忌」とか「信仰」とか「王道」とかの(隠れ)お題があるのです。
男性のみなさまにもおススメです。
「本の雑誌」2011年度文庫「恋愛小説」部門:第2位。 おススメ度:8

コメント  燦(さん) 1 風の刃 (あさの あつこ著、文春文庫)   作品の紹介 

江戸から遠く離れた田鶴藩の筆頭家老、吉倉伊佐衛門の長男、伊月(いつき)、十六歳。
幼い頃から、藩主、長城守常寿の二男、圭寿(よしひさ)の側仕えとして生きてきた。
圭寿の供で、藩主、常寿の鷹狩りに出かけた際、一人の少年が鷹を操り、常寿を襲う。
剣に秀でた伊月は、謎の少年と刃を交えるが、藩主から下賜された刀を折られてしまう。 謎の少年は
突然、姿を消し、何とかその場を凌いだが、伊月は敗北感にさいなまされる。
その夜、藩主から下賜された刀を折られた責任をとって切腹を決意した伊月のもとに、謎の少年が現れる。
少年は、燦(さん)と名乗り、神波(かんば)の一族であることを告げて再び姿を消す。
伊月は、父から、神波が異能の力を持つ一族であること、神波一族と田鶴藩との封印された過去、母の出自、
自分の生い立ち、そして、燦のことを聞かされ、愕然とする。
燦に襲われた藩主は重傷を負い、江戸屋敷の長男、継寿も病で亡くなってしまう。
藩主の二男でありながら、戯作者になり、気ままに生きることを望んでいた常寿は、図らずも次期藩主に
なることに。 伊月も、圭寿の供で、江戸屋敷に出立することになる、、、、、、。
あさのあつこさん初の文庫書き下ろしシリーズ。 期待できる出だしです。
著者らしい、まっすぐな少年の心根の描き方に好感が持てました。
「本の雑誌」2011年度文庫「時代小説」部門:第8位。 おススメ度:8.2

コメント  みをつくし料理帖 小夜しぐれ (高田 郁著、ハルキ文庫)   作品の紹介 

大人気「みをつくし料理帖」シリーズの第5作。 表題作(「小夜しぐれ」)を含む四編の連作短編集。
上方育ちの澪が、江戸 九段下の蕎麦屋「つる屋」で、人間として、料理人として成長していくさまを描いた秀作。
一話ごとに澪の料理をひとつずつ紹介していく趣向。
今回も、つる家の主人、種市と亡き娘、おつるの過去、澪の友人、美緒の縁談など、読みどころ満載。
2011年春には、シリーズ累計の売り上げが100万部を突破。 一度読むと必ずはまるシリーズです。 おススメ度:8.2。
「みをつくし料理帖」1のブックレビューはコチラ。  「みをつくし料理帖」2、3、4のブックレビューはコチラ。 
コメント  みをつくし料理帖 心星(しんぼし)ひとつ (高田 郁著、ハルキ文庫)   作品の紹介 

「みをつくし料理帖」シリーズの第6作。 表題作(「心星ひとつ」)を含む四編の連作短編集。
物語がいよいよ佳境に入ったことを思わせる巻。
元の奉公先「天満一兆庵」を吉原で再建しないかという誘い、そして、ライバルである登龍楼から支店を
買って「つる家」を大きくしないかという誘いが同時に持ち込まれ、澪は大いに悩む。
さらに、想い人である御膳奉行、小野寺の妹が、澪と小野寺の縁談を進め、うれしさの中にも、とまどいを
隠せない澪。 料理人としての澪、女としての澪がていねいに描かれています。
5巻までよんだら、即読むべき第6巻。 おススメ度、さらにアップ。
「本の雑誌」2011年度文庫「時代小説」部門:第4位。 おススメ度:8.7
「みをつくし料理帖」1のブックレビューはコチラ。  「みをつくし料理帖」2、3、4のブックレビューはコチラ。 
コメント  みをつくし料理帖 夏天の虹 (高田 郁著、ハルキ文庫)   作品の紹介 

「みをつくし料理帖」シリーズの第7作。 表題作(「夏天の虹」)を含む四編の連作短編集。
料理人として生きる道を選び、これまで通り「つる家」で再出発しようとする澪にさらなる苦難が降りかかる。
料理人の生命線ともいえる味覚と嗅覚を失ってしまい、途方にくれる澪。
しかし、吉原の料理人、又次の助けで店を再開し、まわりの人たちに支えられ、徐々に落ち着きを取り戻していく。
又次に助けてもらえる期限の二か月が過ぎ、正念場に立たされた澪は、、、、、、。
前巻に続き、物語はクライマックス。 今回は、いつもにも増して、泣かされました。 おススメ度:8.7
「みをつくし料理帖」1のブックレビューはコチラ。  「みをつくし料理帖」2、3、4のブックレビューはコチラ。 
コメント  月琴を弾く女 (鏡川 伊一郎著、幻冬舎文庫)   作品の紹介 

正式タイトルは「月琴を弾く女 お龍がゆく」。
坂本龍馬の妻、お龍が龍馬と出会ってから、龍馬が暗殺され、再婚し、生涯を終えるまでを描いた作品。
激動の幕末で、日本一忙しい男の妻のせつなさ、いじらしさ、強さの描き方が秀逸でした。
主人公はお龍ですが、物語の8割は龍馬暗殺までの期間を描いており、龍馬好きの人にも読み応えのある
一作に仕上がっています。
この作品の見どころのひとつは、龍馬暗殺の真相の新たな解釈。 とは言え、荒唐無稽なものではなく、
著者の緻密な歴史考証の結果、導き出された説得力のある説でした。
「本の雑誌」2010年度文庫「時代小説」部門:第2位。 おススメ度:8.2

コメント  猫を抱いて象と泳ぐ (小川 洋子著、文春文庫)   作品の紹介 

少年は、バス会社の独身寮で雑用係をするマスターにチェスを教えてもらった。
マスターの死後は、会員制のチェス倶楽部で、からくり人形の中で会員相手にチェスをうった。
その人形は、ロシアのグランドマスター、アレクサンドル・アリョーヒンに似せてつくられた人形であり、
少年は、その身体の小ささもあって「リトル・アリョーヒン」と呼ばれるようになった。
チェス倶楽部では、少年が「ミイラ」と呼ぶ少女がいつも彼の傍らにいた。 少年は彼女に淡い恋心を
抱くが、あつ事件がきっかけで、少年は人形とともに倶楽部を去り、老人ホームに就職する。
その老人ホームの入居者は、かつてチェスの名手だった人たちばかりであり、少年は、再度、老人たち
相手に人形の中でチェスをうつ。 やがて、ミイラとも文通のかたちでチェスの対局が始まり、少年に
とって穏やかな日々が訪れるが、そんな日々にも終わりが来る、、、、、、。
小川 洋子さん独特の静謐な世界が広がる秀作。 チェスを知らない人でもだいじょうぶ。 ぜひ、手に
とってください。 まさに、大人のおとぎ話です。
「本の雑誌」2011年度文庫 総合:第2位。 おススメ度:8。 特設サイトはコチラ。
コメント  日暮らし(上) (宮部 みゆき著、文春文庫)   作品の紹介 

江戸の本所深川の定町廻り同心、井筒平四郎を主人公にした人気シリーズの第二作。
上・中・下巻の長編(単行本は上・下巻で刊行)。
上巻は、4作の連作短編集のような体裁。 平四郎の甥で、跡継ぎ候補の弓之助。 岡っ引きの政五郎。
政五郎の手下のおでこ。 なじみの植木職人、佐吉と妻のお恵。 煮売り屋のお徳。
そして、佐吉の生き別れの母、葵。 葵の愛人で佐吉の元主人、湊屋総右衛門。
人々の悩みや、町中の事件をからめながら、平四郎の周りの人物を丹念に描いています。
とは言え、四つのお話の接点は、まだ何も見えない状態。 中巻での展開に期待です。 おススメ度:8.2
第一部の「ぼんくら」は「本の雑誌」2004年度文庫 時代小説部門:第2位。 「ぼんくら」のブックレビューはコチラ。 
コメント  日暮らし(中) (宮部 みゆき著、文春文庫)   作品の紹介 

上巻とはうってかわって、中巻と下巻は、本編「日暮らし」の計18章を収録。 中巻は、9章まで。
植木職人、佐吉の母、葵が殺害される。 しかも、岡っ引きに捕えられたのは、佐吉だった。
佐吉は、幼いころに母と生き別れになっており、自分の母が生きているとわかり、ひと目会いたいと
思い、母、葵の屋敷を訪ねる。 しかし、すでに母は何者かによって殺害されていた、、、。
平四郎と湊屋総右衛門の骨折りにより、佐吉は無罪放免となるが、総右衛門は、佐吉が犯人と疑っている
ふしがあった。 一方、平四郎は、総右衛門の妻、おふじの仕業ではないかと推測する。
平四郎は、事件の真相を突き止めるべく、総右衛門に直接問いただすが、、、、、、。
上巻の二話で佐吉を、三話で葵を取り上げ、二人の関係と過去を描いた上での本編突入。
上巻のふたつのお話は、それぞれが独立した秀逸な短編でありながら、本編の伏線のような役割も
果たしており、前作「ぼんくら」同様、著者の構成力、そして、筆力に改めて感心しました。
おススメ度:8.5

コメント  日暮らし(下) (宮部 みゆき著、文春文庫)   作品の紹介 

葵を殺したのは、佐吉でもおふじでもなかった。 平四郎の甥、弓之助は、岡っ引きの政五郎の
手下、おでことともに捜査を進める。 回り道もあったが、ついに真犯人にたどりついたのもつか
の間、犯人は幼い女の子を人質にして、葵の屋敷に立てこもる。 弓之助の全身全霊をかけての
説得が始まった、、、、、、。
上巻から下巻まで、あっという間の一気読みでした。 さすがは宮部みゆきさん。
シリーズ第三作の「おまえさん」も絶対に読まなくては、、、。 おススメ度:8.5

コメント  図書室の海 (恩田 陸著、新潮文庫)   作品の紹介 

表題作(「図書室の海」)を含む計10編の短編集。
表題作は、デビュー作「六番目の小夜子」の番外編。 「ピクニックの準備」は、代表作「夜のピクニック」の
前日譚。 「睡蓮(すいれん)」は「麦の海に沈む果実」の前日譚。 というふうに、恩田ファンには、うれしい
構成。 他の7編も、ミステリーあり、ホラーあり、SFあり、ファンタジーありというバラエティー豊かなライン
ナップになっています。 おススメ度:7.5

コメント  楊令伝 11 傾暉の章 (北方 謙三著、集英社文庫)   作品の紹介 

北方「水滸伝」(全19巻)の続編。 「楊令伝」は全15巻。
韓成は、秦明の息子、秦容を伴い、西夏から西域に至る梁山泊の交易の道を完成させる。
交易の最初の隊には、楊令自らが護衛につき、西域の耶律大石からも協力をとりつける。
楊令の悲願であった日本から西域に至る交易は大成功のスタートを切り、梁山泊に巨額の富をもたらす。
金は、前帝、阿骨打の庶子、斡本(オベン)に続き、弟のウジュ、オリドも、旧宋の都、開封府近郊に進軍。
斡本は岳飛の攻撃を受けるが、簫珪材に守られ帰国。 ウジュ、オリドは、南宋の康王を江南まで追い続ける。
金では、将軍の撻懶(ダラン)と文官の長、粘罕(ネメガ)との対立が深刻化していた。
旧宋の将軍で独自の道を歩んでいた韓世忠は、水軍を梅展から受け継ぎ、青蓮寺の長、李富に接近する。
李富は、旧禁軍の将軍で康王を護衛している、劉光世にも軍費を提供していた。 宋が倒れた混乱の中で
江南の地に新たな国をつくりあげる野望に燃えていた。
岳飛は、梁山泊と本格的に交戦する覚悟を固め、梁山泊の牧から三千頭の馬を強奪する。 これに対し、
楊令自らが、史進、花飛麟、呼延凌などの主力を従え、岳飛の拠点、隆徳府を攻める。 秦容も郭盛の歩兵
隊に加わり、岳飛をもうならせる活躍を見せる。 岳飛を討ち取ることはできなかったが、戦いは梁山泊側
の勝利に終わった。
梁山泊建国後の最初の悲願であった西域との交易が成功し、いよいよ楊令と岳飛との戦いが火蓋をきりました。
緒戦で梁山泊に騎馬隊の差を見せつけられた岳飛が次にどんな戦いで楊令に挑むのか楽しみです。
「楊令伝」公式サイトはコチラ。  「水滸伝」1〜4 ブックレビューはコチラ。  「水滸伝」5〜19 ブックレビューはコチラ。
「楊令伝」1〜4のブックレビューはコチラ。  「楊令伝」5〜7のブックレビューはコチラ。
「楊令伝」8〜9のブックレビューはコチラ。  「楊令伝」10のブックレビューはコチラ。  オススメ度:8.2

コメント  楊令伝 12 九天の章 (北方 謙三著、集英社文庫)   作品の紹介 

北方「水滸伝」(全19巻)の続編。 「楊令伝」は全15巻。
金の前帝、阿骨打の庶子、ウジュは、南宋の康王、趙構を杭州まで追い詰めるが、旧宋の水軍を引き継いだ韓世忠に
よって、水路から逃げられる。 後ろで糸を引いていたのは、青蓮寺の李富だった。
趙構を守って江南各地を転戦した劉光世は、ようやく本気でウジュと対戦するが、歴戦で成長したウジュと引き分けに
終わる。 金では、将軍の撻懶(ダラン)と文官の長、粘罕(ネメガ)との対立が続いていたが、阿骨打の嫡子、縄果
(シェンガ)と撻懶の盟友、斡離不(オリブ)が相次いで死んで、事態はさらに混沌としていた。 ウジュは、弟のオリド
とともに帰国する。 撻懶は、劉豫(りゅうよ)を帝とする傀儡の国を、旧遼の地につくろうと画策するが、許貫忠と蔡福
の働きにより粘罕が劉豫を取り込み、斉という国を建てる。
梁山泊の西域との交易は順調に利益をあげていたが、李英に警護された李媛の隊が、金の前帝、阿骨打の息子、オリド
の軍に急襲される。 李英は一万の軍で、三万の斡離不軍に向かおうとするが、交易の荷を守ることを優先する李媛は、
実の弟、李英を解任し、自ら戦いの指揮をとる。 梁山泊軍は、秦容を中心に金軍の攻撃に耐え抜く。 たまたま李媛に
同行していた長駆隊の王定六が金軍急襲の知らせを梁山泊にもたらすが、途中で攻撃を受け、その傷がもとで命を落とす。
楊令は、ただちに自ら李媛の救援に向かい、難なく金軍を蹴散らしたばかりでなく、オリドを捕虜にする。 ほどなく、
オリドの兄、ウジュが楊令に謝罪に訪れ、オリドは解放される。 怒りが収まらない李媛を抑えるべく、杜興(とこう)が
自らの命を絶った。
金では、粘罕が権力を増すが、劉豫を取り込むことを発案した許貫忠が暗殺される。 そして、宋の帝とともに金に捕虜
として連行されていた廷臣で、青蓮寺の秦檜(しんかい)が撻懶により、南宋に戻される。 南宋は、李富の暗躍により
国としての体裁を成しつつあった。
西夏では、皇太子の李仁孝、帝の兄、李桂参が相次いで暗殺される。
金軍の総帥、完顔成は、元禁軍の岳飛の領地に攻め込むが、大敗を喫する。 一方の禁軍の生き残り、張俊は梁山泊
郊外の双頭山を急襲する。 四万の敵に対して、わずか二千の梁山泊軍は、鮑旭(ほうきょく)を先頭に果敢に戦う。
鮑旭が壮絶な死を遂げ、全滅かと思われた時、秦容が駈けつけ、張俊は引き上げる。
この巻の後半から、物語が急展開を見せ始めました。 「水滸伝」からおなじみの杜興の死、そして鮑旭の壮絶な戦死。
特に鮑旭戦死のシーンは圧巻でした。 「楊令伝」も残すところ、あと三巻。 クライマックスへの序章が始まった感じ
がします。
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「楊令伝」1〜4のブックレビューはコチラ。  「楊令伝」5〜7のブックレビューはコチラ。
「楊令伝」8〜9のブックレビューはコチラ。  「楊令伝」10のブックレビューはコチラ。  オススメ度:8.5

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